月1回だけメンバーが集まって話すのがなかなかいい – プレスラボの働き方2020年夏版
こんにちは、プレスラボ代表の池田(@sonoko0511)です。
今回は、メンバーで月1回集まって得られたいいこと、について書きます。
2カ月ぶりに皆で集まった日
弊社では4月から2カ月間、オフィスで月2回していた全体会議をオンライン(Discord)に切り替え、フルリモートの働き方を実践してきました。
その間、メンバーと対面する機会は一切なし。全員で話す機会はオンラインで月2回。その他、案件ごとのやりとりなど、各メンバーと個別に話す機会は、ちょこちょこありました。
ただ、特に4月に入社したメンバーふたりは、入社後に皆と対面する機会がまったくなく、組織に属している感覚を得にくかったと思います。
6月中旬、メンバー5人で会社近くの北澤八幡神社へお参りに行きました。ふたりが他メンバーと初対面したタイミングです(コロナの影響で、入社後2カ月以上フルリモート勤務だったため)。
参拝後は、コロナがなければ4月に実施していた、歓迎ランチ会を行いました。日頃のSlackやDiscord、Facebookメッセージ・通話などでは事務的な話題が多くなりますが、最近熱中していること、興味のあることなど、雑談をメインに楽しめるいい時間になりました。
(雑談の良さって、まだ自分たちが知らない、メンバーの新たな一面を知ることができて、面白いなあと感じたり、楽しそうな趣味を持っているなあ、そんな特技があってすごいなあと感動したりする点にあると思います)
プレスラボというホームがある、という安心感
6月のランチ会(その後、全体会議)を経て、7月以降は月1回(月2回の全体会議のうち1回)対面で集まって会議をしています。
全体会議をやるために集まろう、という話になったわけではありません。皆で話して、集まる目的は何でもいいよね、となりました。ランチでもお茶でも、オフィスの掃除をするためでも、会議でも。
原則リモートワークにしているものの、あえて月1回集まる目的は「所属する場所がある」「ホームがある」という安心感、のようなものを味わうためです。全体会議や集まる目的を皆で話す中で、今のところはそんな結論に至っています。
メンバーの野村からは、リモートが基本だからこそ、月1回集まって話をすることで、「ホームがあるのを感じるから、またがんばろう! と思える」と感想をもらいました。
ちなみに、7月・8月は全体会議+オフィスの掃除をしています。所要時間はトータルで1〜1時間半。ときどき出社した人がひとりで掃除をするよりも、皆で一斉にした方が早く終わるし、共同作業をすることでチームワークもより良くなる狙いも(考えすぎでしょうか……)。
雑談から個人の得意技を知る良さがある
集まって会議を行うと、オンラインで会議を進めていくときにはない(完全にないとは言えませんが)“脱線”もときに発生します。
事前にドキュメントで話し合う事項を簡単でもいいのでまとめておき、効率よく進めていくやり方は、オンラインでも対面でも変わりませんが、雑談が生まれやすいのは対面ならではかもしれません。
先日はメンバーの南野が、東京都主催の芸術文化支援事業プロジェクト「アートにエールを!」に応募したところ、企画審査に合格し、休日に作品を制作することになりました。その作品はこちらです。
そんな、素晴らしい実績を残したことが明らかに。南野本人ではなく、メンバーの野村から「実は南野さんが……」と発表されましたが(笑)。
仲間の顔を見て、元気そうな様子を見てホッとして、なんとなくリラックスしている時間だからこそ、出てくる話があるのだと思います。対面するときは余白や余裕みたいなものが、その場に存在しているような気がします。
先日集まらなければ、南野が動画編集できるのを知らずにいた可能性もあります。こういう、仕事に絡むメンバーの“得意技”を知らないのはもったいないことです。
もし動画編集を含むコンテンツ制作のお話をいただいた場合、南野が携わることができるかもしれませんし。iMovieで簡易な編集を含む動画コンテンツ制作でしたら、南野に任せることができます!
働き方はこれからも変わっていく
リモートワークが成り立っているので、わざわざ集まる必要はないのかもしれません。でも、あえて集まる良さもあります。今のところはそう実感しています。
世の中の変化と共に、弊社メンバーの働き方は今後も少しずつアップデートしていくものと思われます。そのときどきに合うやり方、コミュニケーションの取り方を工夫し続けていきたいです。