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編集者は、人と人をつなぐ接着剤のような存在【プレスラボメンバーインタビュー】

こんにちは!プレスラボで編集者兼広報を担当している岩田悠里(@yuriten0122)です。

これまで2人のプレスラボメンバーについて紹介してきたこの連載。

今回は、バンドマンから広告代理店、そしてプレスラボという異色のキャリアの持ち主、南野義哉@yossy04071)さんへのインタビューです!

バンドマンからキャリアをスタート。広告代理店を経て、プレスラボへ

ーー南野さんは以前バンドマンだったと聞いていますが、これまでのキャリアについて教えてください!

4歳の頃からピアノを習っていて、音楽とともに育ちました。高校生の頃からバンド活動に明け暮れていましたね。進路選択で本格的に音楽の道に進もうと思い、大阪芸術大学に進学しました。就職活動はとくにせず卒業して、アルバイトをしながらバンド活動をしていました。

2010年の8月に東京に来て、2016年までバンド活動をしました。都内を中心に活動しながら、関西など地方のライブハウスに行ったりもしていましたね。

ーーすごい!結構長くバンド活動をされていたんですね。

大変だったけどなかなかできない経験で、おもしろかったです。

30歳になるタイミングでキャリアについて考え、派遣社員の営業職として広告代理店に就職しました。営業をしていたのですが、クリエイティブ以外はほぼすべての業務を担当していて、今では考えられないぐらい激務でしたね(笑)。打ち合わせが22時から始まることやタクシー帰りもザラでした。一方、インパクトが大きい仕事をできたり、著名な方と一緒に仕事できたりするのは楽しかったです。

3年の契約が切れるタイミングで、「営業の仕事は刺激的で楽しかったけど、このままずっと営業をしていていいのかな?」と思い、転職活動をはじめました。そのタイミングで代表の園子さんのこの投稿が流れてきて、プレスラボに入社したいと思いました。

ーー園子さんとはもともとお知り合いだったんですか?

父が国語教師で実家に本が溢れている環境で育ったことからライティングに興味があり、書く仕事に関われたらいいなという気持ちはありましたが、園子さんのことは知りませんでした。

でも、園子さんのこの投稿からすごく力というか、熱意のようなものを感じたんですよね。そこから園子さんにDMしました。今はなき下北沢のオフィスで面接をして採用いただき、今に至ります。

ーー園子さんの投稿やプレスラボとの出会いは、運命的なものだったんですね!ここまでかなりキャリアチェンジをされていますが、バンド活動、広告代理店、プレスラボの仕事で共通していることはありますか?

周りを巻き込みながら一つのものを作り上げるという点は共通しているなと思います。バンド活動はライブハウスと協力してイベントを制作したり、照明や音響などスタッフさんを巻き込みながらライブイベントを作ったりする。広告代理店時代もクライアントとクリエイティブを作る人など大勢を巻き込みながら、制作物を作っていました。その経験は、プレスラボでの仕事にも生きていますね。

編集者はクライアントとクリエイターをつなぐ接着剤

ーーこれまでもチームを作って何かを作り上げる仕事をしてきた南野さんですが、南野さんにとって編集者とは何ですか?

接着剤のような存在だと思っています。クライアント、クリエイターなどたくさんの人たちをつないで、いいものを作りたいと思っています。

振り返れば、バンド時代ベースを担当していたので、メロディーも弾けるしリズムも鳴らせるという、みんなをつなぐ接着剤のような役割でした。目立ちはしないけれど、ちゃんと仕事をしていないといい音楽にならない。まさに編集者と同じですよね。

ーーまさに人と人をつなぐのが南野さんの得意なことなんですね。編集のやり方はどう学んでいったんですか?

コロナ禍に入社したので対面取材があまりなく、1ヶ月半ぐらい研修をしていましたね。ライターさんからもらった原稿を編集して、園子さんや以前在籍していた先輩に確認してもらい、編集の具体的な方法を教えてもらいました。

ーー編集をする際に気をつけていることはありますか?

ライターさんが書いてくださった原稿なので、できるだけ手を入れたくないんですよね。読むときのリズムって大事だと思うので、編集者が手を加えることによってリズムが変わってしまうことがあります。なのでできるだけ素材はそのまま、表記を少し編集する程度が理想です。

それから、第三者が見たときに、パッとわかる文章になっているかどうかも大切です。前提を一旦忘れて、第三者目線での確認は必ずするようにしています。編集したら一晩寝かせて翌朝確認したり、他の編集者にWチェックしてもらったりもしています。

編集者を長く続けるために大事なのは「人とのつながり」

ーー編集者を長く続けていくために気をつけることはありますか?

いろんな人とつながる必要があると思います。いい仕事をするために、ライターさんやカメラマンさんとのコネクションが必要です。クリエイターさんとのつながりが多ければ、媒体さんと親和性のある方を探して「こんないいライターさん・カメラマンさんがいます!」と推薦することができます。

また、企画を媒体さんに持ち込むことも編集者の大切な仕事だと思います。好きな企画を立てて仕事にできるのが、編集の醍醐味だと思いますね。

ーー今後はどのような編集者でありたいですか?

僕はまだ企画を持ち込むことはあまりできていないので、企画を持ち込んで、新しい仕事を生み出せる編集者になりたいです。

これまで音楽をずっとやってきて音楽が大好きなので、音楽系の仕事がしたいです!(これを見ているクライアントさんもぜひ!)

ーー音楽の仕事、ぜひ一緒にしましょう〜!

さいごに

南野さん、ありがとうございました。

入社当初から「南野さんの周囲への気遣いはきめ細やかだな」と感じていたのですが、人を巻き込んで一つのものを作り上げることにはバンド活動や広告代理店時代の経験が生きているんですね。

私も南野さんと同じく音楽(吹奏楽)をやっているので、ぜひ音楽の案件を一緒にやりたいです🔥

また、取材時(2023年6月)100kgあった体重が現在(2024年7月)は72kgになっており、減量も頑張って取り組んでいるようです。(トップの画像はダイエット前と現在のビフォーアフターです。本当にすごい!👀✨)

またプレスラボメンバーについて発信していきます!

※2023年3月に実施した取材内容に、2024年7月の情報を加え、執筆しています。

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