見出し画像

「他メンバー担当案件の企画出しを手伝う会」をやってみたら、なかなか良かった

こんにちは、編集プロダクション「プレスラボ」の池田(@sonoko0511)です。このnoteでは「プレスラボの企画会議」について書きます。

ありがたいことに、お客さまから「プレスラボさんが作る企画に期待しています!」と言っていただくことが多い弊社。

確かに、企画から提案する案件を多く担当しています(一部はお客さまが企画を立て、それに沿って制作する案件も)。

では、どうやって企画を立てているのかというと、各メンバーで企画出しのためのリサーチ&同じ案件を担当するメンバー同士でブレストという、ごく一般的なやり方です。

※弊社では各メンバーが複数の案件を担当しています。原則2人1組以上でチームを組んでいます。例えば、「d's JOURNAL(dsj)」は檜垣・野村チーム、「WORK MILL」は檜垣・南野チーム、「Googirl」は山本・南野チーム、「某女性向けサイト」は鈴木・山本チーム、というように。

企画会議=他メンバー担当案件のネタ出しを手伝う会、を開いてみた

そんな中、先日あるメンバーが全社(といっても6人ですが……)に、「企画出しに協力してくれませんか?」と呼びかけました。とある案件で出す企画に、新しい風を吹き込みたい、という意図がありました。

そこで3月某日、リモートで企画会議を実施。全社で「自分が担当していない案件へのアイデア出し」を行いました。

具体的には、こんなやり方です。

画像1

1.Google スプレッドシートで作成した「ネタ出しシート」に、各担当者がみんなから企画のヒント(アイデア)をもらいたい案件に関する概要を書き込む(会議前の事前準備)
2.シートを各自読み込み、当日出せそうなアイデアを用意しておく(会議前の事前準備)
3.会議当日、担当者が自分の案件を詳しく説明。その後、自由にブレスト

数年前は自担・他担案件を問わず、全社で企画会議をしていましたが、近年はその方法を取っていませんでした。今回メンバーが一新した状態で、全体での企画会議をやってみると、かなりの収穫があった模様。メンバーそれぞれに感想を聞いてみました。

なんてことない雑談がネタにつながる

「普段“週3報”で各自が担当する案件を見ていますが、今回それぞれの案件の具体的な内容や企画のつくり方を共有し合うだけでも新鮮でした。何気ない雑談すら役立ちました。私が担当する案件では、みんなにネタをもらえて、すごく助かったんですよね。例えば、ひとり暮らしの人、パートナーと暮らす人、家族で暮らす人とでは、ライフスタイルはもちろん、持っている目線が全然違います。家族向けの媒体を担当していることもあり、特に家族と暮らしているメンバーの話は、かなり参考になりました」(鈴木一禾/@ichikasuzuki

「純粋に楽しい時間でした。いろいろな話を聞けて、自分にはなかった発想に触れられるのが何よりいいです。僕の場合は、他のメンバーの担当案件ややり方を聞いて、その“型”とか“スタイル”みたいなものを他の案件に応用するようになりました。思考の幅を広げることができる機会だと思っています」(野村英之/@yanson0218


切り口を変えて横展開できるように

「ある案件で取材した会社や人物を、別の案件で媒体の“色”に合わせて全然違う切り口で取材する、という機会はときどきあります。同じ人物でも媒体によって出演の仕方やテーマ、切り口などを変えると、まったく別のコンテンツができますよね。ただ、そうするには社内のメンバーがどういう人物をどういう切り口で取材しているかを知っておく必要があります。企画会議ではそれを知ることができるのがいいですね」(檜垣優香/@hi_ko1208

「みんなでざっくばらんに話して、新たな気づきやアイデアを得ることができましたし、何気ない会話が形になっていくのを感じていました。僕が関わらない媒体を担当するメンバーから『前にこんな方にイベント登壇していただいて。南野さんが担当する媒体◯◯に合いそうな方だと思います』みたいに、情報共有してもらえるのはいい機会だと思っています。これからも定期的に、カジュアルな形でこの企画会議をやって行けたらいいなと思います」(南野義哉/@yossy04071

最後はこんな声も。

「例えば、私は女性向け媒体を担当していて、そこでは恋愛に関する企画を出すことが求められています。私よりも年下のメンバーが話してくれた恋愛苦労話(?)のおかげで、私が思いつかないアイデアをもらって、結果的に5案くらい企画が生まれました。プレスラボには幅広い世代のメンバーがいるので、目線が違うネタを収集しやすいと感じます。今回はリモートで実施したのですが、個人的にはリアルで集まってホワイトボードを使って行う方が、ネタを出しやすいと感じました。いろいろなやり方を模索したいです」(山本莉会/@yamamoto_rie

「企画出し会議」これからも続けます

プレスラボの企画会議は、新メンバーで再開して、まだ再始動したばかり。これからもより良いやり方を工夫しながら、その模様をnoteに綴っていきます。チームでの企画出しで参考になれば幸いです。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

プレスラボの情報はTwitterで発信しています!