「命を何に、どう使うか」優先順位の判断を誤らない一年へ
あけましておめでとうございます。プレスラボ代表の池田園子(@sonokoikeda)です。
皆さんにとって、2024年はどんな年でしたか? 私自身はトピックが多く、変化の激しい一年で、密かに体調を崩していた年でした(といっても、珍しく長期にわたって風邪を引き、自宅療養していた程度です)。
振り返ると、2年住んだ福岡から大阪への引っ越しを皮切りに、初めて猫を飼い始めたり、パートナーと同じマンション内の別々の部屋で暮らし始めたりと、大きな環境の変化が立て続けにありました。福岡から大阪への移動距離自体はそれほど大きなものではありませんが、人間関係の距離感や生活環境の変化は、想像以上に私に影響を与えていたようです。
特に引っ越し後の2〜3月は慣れない環境や新しい生活スタイルに戸惑い、ストレスを感じることも多かったです。普段はメンタルが安定している方ですが、この時期は感情が不安定になる日が続き、自分で嫌になるほどでした。さらに、10年以上ほとんど風邪をひいたことがなかった私が、2024年は2度も不調に陥り、どちらも1ヶ月近く長引くという経験をしました。
なぜこんなことが起きたのかを考えると、「やりすぎ」が原因だったのではないかと思います。引っ越しや環境の変化に加え、複数のプロジェクトを同時に進めるなかで、「これをやらなければ」「あれもやらないと」といった焦りが心身に負担をかけていたのかもしれません。
この経験を通じて改めて感じたのは、自分の許容量を正確に把握する重要性です。やりたいことがたくさんあっても、身の丈に合わない量を詰め込みすぎれば、当然ながら溢れ出てしまう。優先順位を正しくつけて、行動するか否かを決めることが大切だと痛感しました。
2025年、39歳を迎えます。最近ひとつ年上の友人(39歳)と食事をしていたら、「俺、もう四十肩なってるわ」と言うので、「その次は老眼、その次は五十肩(笑)」なんて意地悪に返してみた私ですが、自分も例に漏れず身体にガタが来たり、体力やエネルギーが少しずつ変化していく年代に入ります。
その中で、限られたエネルギーを適切なところに配分し、必要以上にエネルギーを浪費しないための調整をこれまで以上に意識していきたいと考えています。自分の命やそれに等しい時間を何に投下するか——。先ほどの優先順位の話とリンクするところです。
同世代の方も読んでいただいていると思います。皆さんは「この先の命の使い方」についてどんなことを考えますか? コメントやSNSなどでご意見を聞かせてください。
昨年は大変お世話になりました。本年もクライアントやクリエイターの皆様に貢献できる一年にしたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
プレスラボ
代表取締役
池田園子