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“言葉のコーチ”に付いてもらったら、「言葉の使い方のフォーム」が間違ってたと気づけた話

こんにちは。プレスラボ代表の池田園子(@sonoko0511)です。

先日「『人に届く文章、人を動かす文章』を書きたい人へ。オーダーメイドの講座を開講します」という新規サービスに関する記事を書きました。

すると、私の仕事仲間であり、友人のクリエイター兎村彩野さんから、こんな連絡が。

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そこで、このサービスについて対談をすることにしました。

その前に軽く説明を加えると、私は兎村さんから頼まれて、彼女が執筆した文章を添削(赤入れ・コメント入れ)し、文章に磨きをかける「言葉のコーチ」を請け負ってきました。

もう3年くらいになるでしょうか。その3年で、兎村さんにどんな変化があったのか、オンラインで話しながらいろいろ聞くことができました。

「文章を書く」ことに関して、面白い話題がたくさん登場し、1記事に納めきれないほど。そのため2記事に分けてお届けします。

「言葉のコーチ」を付けたのは、自分以外のだれかに届くコラムを書きたかったから

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兎村(以下、う):もう3年くらい、文章を見てもらっていますね。

池田(以下、い):「DRESS」の連載を含めると4年近くになりますか?

う:ですね。ただ、池田さんに「言葉のコーチ」として付いてもらったのは、ある媒体のオフィシャルコラムニストとして、コンテンツのレビューを書くことになったとき。

い:今も月1〜2本、初稿を見させていただいています。

う:長く続いていますね。

い:好評なんですね。うささん(兎村さんの呼び名)は文章を書くのに慣れている方じゃないですか。それでも私に「文章を見てほしい」と依頼してくれたこと、そして3年経った今でも依頼し続けてくれているのはどうしてですか。

う:自分の文章を少しでも良くしたいから。コンテンツを作ったクリエイターさんへの敬意もあるし、メディアの読者の方にも私のレビューに興味を持って、コンテンツを手に取ってほしい。言葉を適切に使わないと、そのどちらにも上手く届かないなと思ったんです。

い:言葉って使い方を間違えると、自分が思ったような形で伝わらないことがありますよね。

う:国語の授業で書くこと・読むことは習うのに、「言葉の使い方」を教えてもらっていないなぁと思っていました。

い:「読み書き」っていう言葉はありますけど、それは「使い方」ではない、と。

う:国語の授業で一応、「作文」や「読書感想文」の授業はあった。先生に赤入れしてもらうことはある。でも、池田さんに文章を読んでもらって、直してもらうのとは全然違うと感じているんです。

指導されて初めて「文章のフォームが間違ってる」と気づいた

い:確かに、小学校で作文書いて提出しても、先生も大勢の生徒を抱えて忙しいから、そこまで細かい指摘は入れてもらえなかったですよね。私がうささんにするみたいに、「てにをは」レベルの細かい指導を生徒数十人にするのは無理だと思う(笑)。

う:学校で習った作文はスポーツで表現すると、競技で使う道具について説明される感じ。「これがゴルフクラブというものです。壊れたらスポーツ用品店で修理してもらいます」みたいな。

い:なるほど、正しい使い方に関する説明が見事に端折られている……。

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う:「美しいフォームで球を打つ方法」は、誰も教えてくれなかったなぁと思うんですね。文章の話に戻すと、私は「DRESS」で連載をしていたとき、池田さんに文章を整えてもらって、「自分は正しいフォームで文章を書いてなかった」と気づけたんです。フォームの正しさや間違いって、コーチに指摘してもらえないと、ずっと気づかないままなんだなと。これは私が昔スポーツチームにいて、スポーツにおけるコーチの存在の大切さを知っているから、そう感じるものです。

い:わかります。フォームと聞いてピンときたことがあります。私、ピラティスを習ってまして。前はグループレッスンでしたが、コロナウイルスの影響で休講となり、4月下旬から5月いっぱいにかけては、個別レッスンだけが開講されていたんです。

う:レッスン中は1対1だから、その時間は池田さんの専属コーチになってくれる、ってことかな?

い:そうです。先生が1時間私だけを見て、いろいろ指摘してくれるおかげで、今まで相当間違ったフォームでしていたなあと、気づくことができました。同じような体験ですね(笑)。

う:まさに。フォームを直してもらうと、身体の動きがスムーズになるでしょ? ピラティスでもゴルフでもテニスでも、1対1で見てくれるコーチがつくことで、正確なフォームが身について上手くなっていく。文章もそれと同じだと思うんですね。

教えてもらったことが、自分の身になっていると気づく瞬間

い:言葉のコーチとして付かせてもらってから3年経ちます。その間、ご自身の中ではどんな変化を感じていますか?

う:自分の言葉を客観視できるようになりました。調整してもらったところやコメントを見ていると、いらない言葉が削ぎ落とされて、わかりやすくなったと感じることが多いです。それを次の原稿で実践するうちに、少しずつではあるけど、意味のあるシンプルな文章を書けるようになったと思います。

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い:確かに、うささんの文章、この3年ですごく変わりました。例えば、私が度々「この文章は長いから分割しました」と、長い1文を2〜3分割してきたじゃないですか。そういうのが、もうご自分のスキルになっています。

う:池田さんに直されていた「文章の良くないクセ」が、あるときから直されなくなって。そういう瞬間に、「前に教えてもらったこと、私、自然とできるようになったんだ!」と気づくんですよね。喜びがありますね。

い:私も「うささん、私が伝えた正しいフォームをついに自分のモノにしたなあ」と思いながら、文章を見させてもらっていますよ。

う:添削してもらって確認する、というのを繰り返すうちに、できないことができるようになり、できるようになった状態が馴染んで、自分のスキルになるのがわかる。書いていてわかるから、それが本当にうれしい。これが「言葉の使い方の専属コーチがいる状態」の素晴らしさだなと、日々感じています。

い:長く見させてもらっているから、教える側のこちらもうれしいですよ。

う:コーチがいる強みって、なんと言っても困ったときに相談できること。私、学生時代にスポーツ選手として活動していたから、池田さんと私の関係って、当時のコーチと私の信頼関係に近いなと感じています。ひとつの「チーム」みたいに捉えています。

い:レビュー以外の文章仕事も、私に「添削してほしい」と依頼をくださいますものね。

う:私のクセを把握しているコーチゆえの安心感がある(笑)。もし新しいタイプの仕事が来ても、池田さんに相談できるからやってみようと思える。

(後編に続く)

スマホ・PC画面の写真/兎村彩野

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