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「ニューアキンドセンター」“豚野郎”として活躍する養豚家・倉持信宏さんインタビュー #仕事実績紹介

こんにちは。編集プロダクション「プレスラボ」代表の池田園子(@sonoko0511)です。このnoteではプレスラボが制作に関わった記事を不定期で取り上げます。

今回ご紹介するのは、Hameeさまが運営する「ニューアキンドセンター」の記事です。

「ニューアキンドセンター」は、EC事業者に役立つ情報を真面目に発信しながら、忙しいEC事業者に楽しんでもらえるオアシスとなるような記事を配信するメディアです。

弊社では、ニューアキンドセンターの記事制作を一部担当しています。今回は6/25に公開された記事をご紹介します。

制作チームのメンバーはこちら。

ライター:薗部雄一さん
3歳男の子を持つパパ。ライター、編集者。妻の産後うつをきっかけに、働き方をチェンジ。得意なテーマは、育児と家族観、男性の生き方。不動産経営にも関わる。
編集:野村英之

本記事には、ネットで「豚野郎」を名乗り、注目を集める養豚家・倉持信宏さん(@yamanishifarm)が登場。

倉持さんが茨城県坂東市で経営する「山西牧場」展開の精肉ブランド「三右衛門」(加工品:「3 é mon」)が大人気なんです。ECサイトで販売されるや即売り切れに。

肉の柔らかさや豚特有の臭いの少なさ、さらりとした味わいから「飲める脂」と称されるほど……! 商売をする上で倉持さんが大事にしていることを詳しく伺った記事です。

企画・編集を担当した、プレスラボ編集者の野村英之(@yanson0218)と、執筆を担当したライター・編集者の薗部雄一(@prepapayuyu)さんに話を聞きました。

倉持さんの姿勢から学ぶことが多かった

・倉持信宏さんに取材依頼をした理由(野村)

この「オアシスとなるようなメディア」という「ニアセ感」が個性的で、僕自身企画を考えるている時間が楽しい媒体です。

そのなかで、倉持信宏さんを取材対象者として選定した理由は、元々Twitterでフォローをしていたことも関係しています。

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フォローした当時の印象として、名前が「豚野郎」で強烈にインパクトがありました。また、同世代で豚肉のことを延々と厚く語っていて、その豚肉がむちゃくちゃおいしそうで。

発信を見ているうちに、倉持さんの自社愛、商品愛、取り組みに魅了されていました。ニアセを担当させていただくことになり、初めて企画案を作ったときに、迷わず倉持さん企画を出していました。

・取材をして感じたこと(野村)

「買い手の生活を想像」し続けている人だと思いました。

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買い手のストレスを減らしたい、どんなシーンで豚肉が利用されるのか、アスパラとセットでベーコンを売ってみたらどうだろうetc.

話のあらゆるところに、倉持さんの「買い手の生活の想像」する姿が見られました。自分を含め、商品を購入している人のほとんどが、倉持さんの「想像」にヒットしているんだと思います。

・取材/執筆をして感じたこと(薗部さん)

倉持さんのことはTwitterで見かけて存じていました。
でも、ネットで自分のことを「豚野郎」と言う倉持さんに身構えていたんです(笑)。

お仕事のご依頼をいただいて、倉持さんのSNSを追いかけるうちに、豚肉へのこだわりやお客様目線の姿勢が伝わってきて、取材日が待ち遠しく感じるようになりました。

取材では、ECの中でも集客のハードルが高い「自社EC」を選択した理由を中心に伺いました。

自社ECの目指す明確なビジョンがあり、徹底的な現場主義によって豚がどう育てられ、加工品がどう作られているかを把握されているのを聞き、胸が熱くなりました。

また、既存のお客様を大切にするお考えにも「その通りだよなぁ」とうなずくばかり。こういう姿勢って、食品のECに限った話ではなく、どんな仕事でも通じると思うからです。

倉持さんと職種は違うけど、個人事業主として自分の名前(ブランド)で仕事をする身として学びが多い仕事でした。

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余談になりますが、倉持さんが経営される山西牧場さんで肩ロースブロック500グラムを購入し、ローストポークにしていただきました。

お肉はとっても柔らかくて、脂があっさりしていて、とっても美味しかったです。

・編集をして感じたこと(野村)

印象的だったことが大きく2つあります。

1つ目は、倉持さんの細やかな気遣いです。記事中に、「人気の理由に、肉の質や製法が良いのはもちろんのこと……」という箇所があります。

「製法」というワードは編集段階で加筆しました。これは、製法の一つひとつ、細部まで情熱をかけて取り組んでいるスタッフさんをねぎらう想いを持つ倉持さんから、「加えてほしい」と言われた部分です。

商品づくりやメッセージの伝え方など、あらゆる場面で感じた倉持さんの気遣いが、山西牧場人気の秘訣だと感じました。

2つ目は、顧客に対する考え方です。記事公開前、既存客を「ファン」という表記で執筆・編集していましたが、原稿確認をした倉持さんから、「“お客さん”という言葉にしてほしい」と言われました。

ご本人は「自分がファンと呼ぶことができるに至っていない」とおっしゃっていましたが、山西牧場が顧客に選ばれ続けるために、常にアップデートした魅力を伝え続ける倉持さんの謙虚な姿勢がそこに現れていると感じました。

次回も編集担当者の裏話を含め、弊社が制作に関わった記事をご紹介します!

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