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HUNTER×HUNTERと過ごした10週間

あけましておめでとうございます。プレスラボの南野です。
 
2022年1月の正月休みにジャルジャルアイランド(YouTubeチャンネル)で、お笑いコンビのジャルジャルさんとひろゆきさんのコント動画を見てゲラゲラ笑ったのが昨日のことのようです。
 
プレスラボでは毎年年賀状の代わりに“年賀コラム”を執筆しています。今年のテーマは“プレスラボおせち”
 
「おせち」の1品として愛してやまない『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』の思いを綴ります。 

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2022年は忘れられない1年となった。その理由は、2018年から約4年ぶりにHUNTER×HUNTERの連載が再開したから(正確には連載が2022年10月に再開し、同年12月をもって休載)。
 
連載再開の伝説は原作者である、冨樫義博先生のツイートからはじまった。
2022年5月24日より冨樫先生の投稿が開始されてから毎日ワクワクしていた。こんな気持ちになったのはいつぶりだろうか……?
 
HUNTER×HUNTERを知ったのは僕が中学1年生のころ。
ひょんなことから同じ中学の友達にHUNTER×HUNTERの原作コミックス1〜3巻を借りた。なにかに取り憑かれたように夢中で読んだ「こんなおもろい漫画あるんや……てかヒソカ強すぎやろ……」と衝撃を受けた。
 
4巻以降の続きが気になり、単行本の発売を待ちきれず、週刊少年ジャンプを購読し最新話を追いかけるようになっていた。

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HUNTER×HUNTERは冒頭でも少し触れたが、「休載」との戦いである。
 
HUNTER×HUNTERの魅力を一言で表すのは本当に難しい。物語の緻密性、設定、個性豊かなキャラクター、全ての(戦闘)能力を言語化した「念」という概念。とにかく情報量が多いし、文字数も多くて毎回読むのがつらくなり途中で投げ出しそうになる。
 
しかし、伏線が鮮やかに回収され、エピソードが完結する瞬間は毎度グッとくるものがある。そのときを迎えるためにHUNTER×HUNTERを読み続けているんだなと感じる。
 
2018年12月からの休載は過去最長期間(約4年)で、連載の再開は厳しい状況なのではと世間では騒がれていた。僕は連載の再開をひたすら待つことにした。なんならHUNTER×HUNTERをいったん忘れることに……。
 
そんな中、2022年5月から冨樫先生のツイッター投稿が突如はじまり、HUNTER×HUNTER の進捗がリアルタイムで分かるように。そして、2022年10月から週刊少年ジャンプにて連載が再開した。
 
再開してからは、月曜日にジャンプのアプリ(電子版)で最新話を読むのがルーティンになった。登場人物がさらに増え、物語はどうなってしまうのか全く予想がつかないところまで進んでいて期待は膨らむばかり。
 
このまま2023年も連載が続くものかと信じていたのだが、残念ながら2022年12月26日発売のジャンプをもって再び休載となった。さらにこれからは週刊連載ではない形で掲載するという。その方法は未定だ。HUNTER×HUNTERの今後の掲載についてのお知らせはこちらで閲覧できる。
 
今回の連載期間で印象深いのは、とある登場人物について20年ぶりの伏線回収シーンがあり、思わず胸が熱くなった。20年の時を経て冨樫先生のメッセージがつながったわけだ。
 
HUNTER×HUNTERは正義と悪の二元論で語るのではなく、「悪」とされる登場人物たちにもそれぞれの「正義」があり、悩みや葛藤の部分も丁寧に描写している。こうしてHUNTER×HUNTERと過ごした10週間はかけがえのないものになった。HUNTER×HUNTERの再開を僕は静かに待っている。

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昨年は大変お世話になりました。クライアントのみなさま、クリエイターのみなさま、社内のメンバーにサポートいただき、無事新年を迎えることができました。
 
2023年はより飛躍できる1年になるよう、日々精進します。
どうぞよろしくお願いいたします。

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